ザルツブルグ&ウィーンの旅

    

【移動手段に利用した路面電車】

5月7日〜16日オーストリアへ撮影旅行に出かけた。ザルツブルクとウイーンでの撮影であったが人々は大変親切であった。撮影の移動手段は、地下鉄や路面電車、バスであったが、市内乗り放題、有効期間3日の切符を購入した。驚いたことに、それらの乗り物では切符を一度も出したことがなかった。地下鉄でも車掌はいない。改札口もないのである。信頼関係で成り立っているのであろうか。街はゴミもなく美しくそして安全であった。
  [ザルツブルク旧市街]
2013.05.08 世界遺産
町の中心を流れるザルツァッファ川を挟んで新市街と旧市街に分かれる。オーエンザルツブルク城塞やモーツアルトの生家があるのが旧市街。
写真は、メンヒスベルクから見た旧市街である。 
[カピテル広場から城塞を望む]
 2013.05.08 世界遺産(旧市街)
オーエンザルツブルク城塞からケーブルカーで降りると道はカピテル広場へと続く。ここから城塞がよく見える。広場ではチェスを楽しむ市民も見られる。 
  [モーツアルト生家]
2013.05.08 世界遺産(旧市街)
1756年、モーツアルトは正面の建物の4階で生まれた。1773年にマカルト広場の家に引っ越すまでの17年間この家に住んでいた。
私に興味があったのかカメラに興味があったのか小さな子どもが目の前に現れた。 
 [ミラベル庭園にて]
2013.05.09 (ザルツブルク新市街)
さすが、モーツアルトの生まれた地、民族衣装を着ての吹奏楽の演奏が行われていた。シャッターを切るのを休みしばし演奏に聴きいる。
 [ミュージア ムクオーター]
2013.05.10 世界遺産(ウイーン旧市街)
大規模な総合美術館。正面の建物はかって王宮の厩舎(きゅうしゃ 馬を入れる建物)だった。ここを通り抜けると10以上の美術館などが集まっている。世紀末の画家、クリムトやシーレのコレクションが並ぶレオポルト美術館を見学する。
[ティータイム]
2013.05.10 世界遺産(ウイーン旧市街)
1273年、ハプスブルク家はルドルフ1世が神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれたのをきっかけに「日没なき大帝国」と呼ばれるほど繁栄した。第一次大戦に敗れ1918年に崩壊するまで一家系が650年も続いた。この間、ウイーンでは建築、音楽、美術が発展し花開いた。

ヨーロッパでは路上など屋外で食事などひとときを楽しむことが多い。それもまた絵になる。